2018年2月16日
Category:商品情報

西陣織老舗メーカー「服部織物」について

服部織物が目指すのは、「伝統技術を駆使した現代的なものづくり」

古来より西陣に伝わる伝統技法を受け継いだ熟練の職人たちによってひと越、ひと越織りなされていく帯は機械製織にはないあたたかみのある風合いを生み出します。
なかでも、服部織物の代名詞でもある<こはく錦袋帯>に多用されている引箔技法は精緻な手仕事の極みです。

金銀箔やプラチナ箔を押した和紙を細く裁断してつくる引箔を一本ずつ織り込んでいくこの技法は色鮮やかな文様表現を特徴とする西陣織の真骨頂。
また、西陣織では3500本程度の経糸を用いることが一般的ですが、服部織物では柄ゆきに奥行きを与えるためおよそ6000本の経糸を使用しています。糸数が増えることで帯全体の重量が増加することを防ぐため、細く、丈夫な糸を厳選しており、これによって軽く着心地の良い帯を生み出すことが出来るのです。
複雑な文様になると一日にわずか数十センチしか織れないこともあります。

服部織物の帯をご愛顧頂いているお客様からは、「色数が多く複雑な文様なのに軽い」「締め心地がよく、着くずれしない」というご感想を頂戴することが多く、製造者にとっては職人冥利に尽きるお言葉です。

【服部織物 沿革】
服部織物は天明8年(1788年)近江の地から京都西陣に移り織物業を始めました。
200有余年にわたり、帯一筋に業を営み、昭和44年に京都府より「老舗」の号を拝受しました。
服部織物は、なによりも優れた製品をつくり、お客様からの信頼を勝ち得ている帯メーカーです。

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